弱点特効 -座学編-
2020 GUTアドベントカレンダー 12/13 分の記事です。
昔地元の流派で空手をやっていた*1ので、その記憶を頼りに人体の弱点をまとめたいと思います。メジャーな流派の教えとは違う部分があるかもしれないのでご了承ください。
この記事の内容は絶対に人に対して用いないでください。また暴漢には果敢に立ち向かわず逃げることを優先してください。この知識が役立つのは本当に身に危険が差し迫ったときの護身のためか、熱血硬派くにおくんの世界に転生したとき*2くらいだと思います。
1 人中
唇と鼻の間の凹んでいる部分です。正拳突きなどで狙います。あたると前歯が折れるそうです。
2 こめかみ
目の外側のくぼんだ部分です。裏拳や手刀で狙います。
3 顎
正拳で正面から狙ったり、猿臂(えんぴ)で下や横から狙ったりします。
※猿臂……肘で打つ技
4 首
手刀で横から狙います。型*3の中に抜き手で喉仏をブスリとやる動きがあります。
5 鎖骨
手刀などで狙います。いわゆる空手チョップ。
6 水月
みぞおち(胸骨の下の、肋骨に挟まれた柔らかい部分)です。筆者は小学生のとき教室でコケて大机の角がここにクリーンヒットしたことがあります。そのときはしばらく呼吸ができなくなり死を覚悟しました。正拳で狙ったり前蹴りで狙ったりします。
7 横三枚
あばら骨の下から3本は胸骨とつながっていないので折れやすいらしいです。回し蹴りとかで狙います。
8 肝臓
右手側の胸の下のあたりです。殴られるとかなりしんどくなります。組手*4で左前に構えることが多い理由の一つに肝臓を殴られないようにするためということがあります。ちなみに剣を扱う人と対峙するときは心臓を守るため右前に構えます。
9 恥骨
下段正拳突きで狙う場所です。
10 金的
痛いよね*5。サッカーボールを蹴る感じで下から蹴上げます。
11 太もも
ローキックで狙う場所です。ここに蹴りを貰うとだんだん足が上がらなくなってきます。太ももの付け根から指の太さ4本分下の位置と、膝から指の太さ4本分上の位置は腱で、蹴られると特に痛いです。内ももも狙われます。
ちなみに稽古をするときは人中や首など危険な部位に実際に技をあてることはせず、目の前に等身大の透明人間をイメージして打ち込みます。(のでそのような技に関してある意味エアプです。)
透明人間といえば最近よく聴くいい音MADがあるので、それを紹介して終わります。